島根県出雲市にある、八脚仁王門についての情報をお伝えしております。

島根県出雲市。「神話の国出雲」で未完成のまま保管されている八脚仁王門について

ご挨拶

当ホームページは島根県出雲にある、赤欅の希少材を使用した「八脚仁王門」を譲り受けてくださる方を探すためのホームページです。

八脚仁王門について

この八脚仁王門は島根県出雲市に保管されています。

神話の国として知られる島根県出雲市にて、信心深く腕の確かな宮大工「長廻三康」棟梁が、ご自身も檀家である名刹のために準備された仁王門です。

樹齢約500年の赤欅を100年もの間屋内乾燥させた、他に類を見ないような希少材を使用し、準備されたものです。

※彫刻の施された梁

長廻棟梁の菩提寺に対する深い想い入れから、この貴重な銘木を材料として選び、熟練の技の総てが注ぎ込まれた仁王門です。しかし、仮組みをし、仁王門として建立される時を待つばかりという状況の中、当事者である長廻棟梁、そして仁王門が納められる予定だった寺院のご住職が、時を同じくして他界されるという不運に見舞われました。

そして、ご住職を亡くされたお寺の事情で、この仁王門が納められなくなり、仮組されたまま2年あまり保管されてきました。

そのような中、出雲市で事業を営む内藤氏が仁王門の事を知り、自宅の門として購入することを検討しましたが、サイズが合わず断念することとなりました。しかし、その際にこの仁王門の希少性とこのままでは買い手がつかず処分せざるを得ないことを知り、内藤氏は買い手探しをすることとしました。

八脚仁王門の材料

樹齢約500年、100年乾燥の市場にでまわらない希少な赤欅材について

写真のビニールに包まれている材木が樹齢約500年程度、100年の屋内乾燥を経た出雲産の赤欅材です。長廻三康棟梁の先々代が伐採され、現在に至る非常に希少で高価な材料です。

このような赤欅材が市場に流通することはほとんど無く、高価すぎて相場を決められないような材料となります。

赤欅材が使われている部材について

八脚仁王門を構成する木材のうち、この希少な赤欅材を使用しているのは、「門柱」「控え柱」「梁」など強度と耐久性が求められる構造材の部分です。その他の部分については、檜、松などの材料を部所に応じて適材適所に使用しております。

建築技術について

木材加工を行った棟梁について

この材料を加工し仮組みまで行った長廻三康棟梁は、神の国出雲の寺社建築を支える宮大工として、その手腕をふるってこられた熟練の宮大工です。豊富な経験と高い技術を兼ね備えた熟練の宮大工は、全国的にも数が減る一方です。内藤氏が伝統工法を後世に残したいという想いから、寺院建築の工法を用いて自宅の建築を行った時も、全国から職人を探さなければならなかったと聞いています。

この八脚仁王門は、長廻棟梁の菩提寺に対する深い想いと、熟練の技が惜しまず注ぎ込まれた遺作とも言うべき作品です。

八脚仁王門の建築様式について

この八脚仁王門の建築様式としては、一般的な寺院建築の方法を取られています。熟練の宮大工である長廻棟梁であれば設計図面なしで建築を行えるというくらい一般的な方法だそうです。熟練の宮大工であれば長廻棟梁の仕事を引継ぎ、八脚仁王門を完成させることができるとのことです。

八脚仁王門の価値について

参考となる他の建築物

この八脚仁王門については他にはない希少な材料を使っており、価値を図ることが難しいです。参考となる建築物を挙げますと、島根県米子市の「大山寺」の山門の価値が参考にできるように思います。

島根県米子市の「大山寺」の山門は今回の物件よりも規模としては小さいものですが、総工事費が総工事費2億5千万円だそうです。インターネットに掲載されている情報で裏付けを調べてみても価格が1億9千万と報じられているようです。

昨年秋に完成し、落慶記念式典も催されました。総檜造り2階建てで大山寺の入口にふさわしい堂々とした山門です。ちなみに総工費は1億9千万円だったという事です。

http://www.daisenking.net/site/page/newsflash/2001/200105/0529/

 

大山王国ホームページ
http://www.daisenking.net/

 

島根県米子市の「大山寺」の山門と八脚仁王門の比較

この島根県米子市の「大山寺」の山門と今回の八脚仁王門を比較してみると、「大山寺」は二階建ての「楼門様式仁王門」であり規模が大きく、材料としては檜造りです。規模的には「大山寺」が価格が高く見積もられますが、材料としては今回の八脚仁王門のほうが高く見積もられるように思われます。

八脚仁王門の完成図面、設計図について

図面について

八脚仁王門の三面図はこちらです。※クリックして詳細をご覧いただけます。

パース図、CAD画像について

譲渡の対象となる範囲について

譲渡対象となる範囲について

基本的には八脚仁王門の木造部分が譲渡の対象となります。瓦と基礎工事は含みません。工事等も必要な場合、そちらも含めた形での譲渡も可能です。

門扉、天井、格子などの建具は、未加工ですが、材料の状態で付属(調達済み)しています。

仁王像も含まれますが、仁王像二体をご自身で調達される場合は、販売価格から仁王像代金(1,600万円)を差し引くということも可能です。門扉、天井、格子などについても、未加工ですが、材料の状態で付属(調達済み)しております。

すでに仮組みされている範囲について

すでに仮組みされているのは、下屋根部分のみです。柱と梁については加工済みで、上屋根は未加工、材料の状態で付属(調達済み)しております。

工作からの期間と保管状態について

加工をされた時期

木材加工をされたのは平成初期になります。その際に仮組みも行われました。

それ以降の保管状態について

出雲市の倉庫にて屋内保管されています。下屋根を仮組、柱と梁は加工済みの状態、上屋根は未加工の状態です。

 

販売価格、支払い条件などについて

販売価格について

前述の島根県米子市の「大山寺」の山門は今回の物件よりも規模としては小さいものですが、総工事費が総工事費2億5千万円だそうです。インターネットに掲載されている情報で裏付けを調べてみても価格が1億9千万と報じられているようです。

今回の八脚仁王門については、本当に必要とする方に大切なお寺の顔として使っていただきたいという強い思いがあります。その為、できるだけ費用を抑えた価格にてお譲りしたいと思っております。

ご事情などをお聞きして価格についてはご相談に応じることが出来ますので、まずはお気軽にご相談頂けますとうれしいです。急いでいるという事情もありますので、複数の方にお声掛けしております。もし他の方に決まってしまった場合は申し訳ありません。

本体材料価格 6,300万円
本体工事費(運搬料含む) 約800万円~
基礎工事費(運搬費・材料費含む) 約500万円~
屋根工事費(運搬費・材料費含む) 約500万円~
建具(門扉、格子 運搬費・材料費含む) 約300万円~500万円~
仁王像(仁王像は他店仕入れとなりますので、6300万の本体価格には含まれてはおりません。) 約1,600万円~(800万円×2体)

支払い方法、条件について

工事を内藤興産にて請け負うことも可能です。その場合は、手付金として2,000万円(契約時)を頂き、6か月以内に残金を決済していただくこととなります。

材料のみ購入されて、ご自身で手配して工事を行うのも可能です。その場合、本体材料価格のみお支払頂く形になります。手付金はやはり2,000万円(契約時)残金の決済を確認したのちに材料引き渡しとなります。

お問い合わせ方法について

対応窓口

電話番号 0853-23-4737
住所 〒693-0013 島根県出雲市萩杼町614
対応時間 9:00 – 17:00

お問い合わせ先について

詳しいお話については、アイクリビングの吉村、または内藤興産有限会社の内藤まで、お気軽にお問い合わせください。

アイクリビング株式会社

代表者 吉村武夫
電話番号 090-8067-4488
FAX 082-874-4488
MAIL acaipq.ath@gmail.com

 

内藤興産有限会社

この度の依頼元となった内藤氏の経営する会社です。地元、出雲市で長らく事業を行っています。優しい出雲弁でお話をされる朗らかな人柄です。

 

代表者 内藤和雄
電話番号 0853-23-4737
FAX 0853-23-3131
住所 〒693-0013 島根県出雲市萩杼町614
会社ホームページのURL  http://n-kousan.jp/

八脚仁王門に関することはお気軽にお問い合わせください。

0853-23-4737
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